最新ニュース
【対抗戦第六節・成城大学戦の主将試合レポート】
サポーターズクラブの皆様へ
いつも応援ありがとうございます。共同主将の有馬廉です。
昨日行われた対抗戦第六節、成城大学戦の報告をさせて頂きます。
上智 - 成城
前半 12 - 0
後半 33 - 0
———————————
45 - 0
45-0。学習院戦前から目標としている学習院・成城・一橋でのBP付き3連勝のうちの2勝目を手に入れ、チームとして充実の時を迎えつつあると感じています。
学習院での勝利を手に入れるまでの道のりは本当に長く、辛いものでした。公式戦前最後の練習試合、京大戦でいい形の勝利を収めたこともあり、冬から目標としてきた打倒東大を部員一同信じて疑わずシーズンに突入しました。しかし、その東大戦で敗北。続く武蔵、日体、明学でも敗北し、開幕4連敗となりました。リーダーとして、これ程までに1勝の重みを痛感したことはありませんでした。なぜ勝てないのか、冬から積み重ねてきたことは間違いだったのか、葛藤し続けていました。リーダー陣だけではなく、他のメンバーも同様に苦しみ、勝利に飢えていたと思います。
そんな中での学習院戦の勝利。泣くほど嬉しかったし、泣きました。自分の人生で嬉し泣きをした記憶はあまりないので、それほど嬉しかったのだと思います。
念願の勝利を手に入れられた要因は二つあると考えました。一つは冬から磨いてきたことを実力として発揮し、徹底できたこと。もう一つは全員戦う準備ができていたことです。
明学戦後のMTGで我々が目指せる最高順位は4位であり、そのためには残り3戦をBP付きで勝利しないといけない。間接的ではあるが順位上、打倒東大を達成できるチャンスがあることを伝え、そこでメンバーは完全に頭を切り替えて4位を目指すことに執念を燃やし始めました。
そして迎えた学習院戦では、激しいロータックルや強いセットピース、鋭い展開など、冬から時間をかけて大切に磨き上げてきた武器を遺憾なく発揮し、80分間徹底することができました。
続く今回の成城戦ですが、最大の敵は驕りにあると考えていました。北さんを始めとしたコーチ陣からも再三言われていたことですが、「普通にやったら勝てるんじゃないか」と少しでも考えたら負ける、常にチャレンジャーとして挑戦しようと発信し続けました。ゲーム展開としては満足いくパフォーマンスのできない時間帯もありましたが、後半で修正してやるべきことを徹底し、大きな収穫を得られた試合でした。また、今回もBP付きの勝利を手に入れられたので打倒東大、対抗戦4位への望みを最終戦に繋げられた試合となりました。80分間戦い続けたメンバー、サポートし続けたノンメンバーとスタッフを誇りに思います。
最終戦まで、泣いても笑っても残り2週間となりました。2週間死ぬ気で準備します。個人としても膝を万全の状態に戻し、暴れます。
武蔵戦の試合レポートで僕はこう書きました。「上智はここで終わるようなチームではありませんし、終わっていいチームではない」。必ずBP付き勝利を挙げ、この言葉を体現します。
いつもたくさんのサポートありがとうございます。
どうか最後まで熱いご声援のほどよろしくお願い致します。
ご多忙の中、普段は観戦にいらっしゃれない方も最終戦はぜひ会場に足をお運び頂き、有馬内田組の最後を見届けて頂けたらと思います。
共同主将 有馬廉